Topic N2
Japanese Learning
27. Environment - Renewable Energy and the Energy Future
Reading lesson 27
📄Passage
地球温暖化の脅威が増す中、既存の化石燃料に代わって、太陽光や風力をはじめとする「再生可能エネルギー」への転換が急務となっている。世界各地での異常気象は激甚化する一方であり、もはや先進国か発展途上国かを問わず、全人類が共通して真剣に取り組むべき課題である。
しかし、環境に優しい再生可能エネルギーだからといって、すぐに万能な解決策になるわけではない。天候による発電量の不安定さや、現在の蓄電技術の限界といった技術的障壁が依然として立ち塞がっているのが現実だ。それでも、継続的な技術革新によって導入コストが劇的に低下しており、新しい社会インフラ整備としての可能性が大幅に広がっている。
自然の恩恵を最大限に活かす次世代のエネルギーシステムは、単に環境汚染を防ぐことのみならず、次代の強力な経済的基盤をも創出する。持続可能な世界を実現するためのこの一歩は、我々から未来の子供たちへ渡す、この上ない希望のバトンにほかならない。
❓Questions
筆者は、世界各地の異常気象に対してどのような認識を持っているか。
再生可能エネルギーが「すぐに万能な解決策になるわけではない」理由として、本文中で挙げられているのは何か。
次世代のエネルギーシステムの導入がもたらすメリットについて、筆者の考えと合うものはどれか。
「希望のバトンにほかならない」という表現には、筆者のどのような思いが込められているか。
📚Key Vocabulary
地球温暖化
ちきゅうおんだんか
global warming
脅威
きょうい
threat / menace
既存
きぞん
existing
転換
てんかん
conversion / transition
異常気象
いじょうきしょう
abnormal weather
激甚化
げきじんか
aggravation / intensifying severity
万能
ばんのう
almighty / all-purpose
発電量
はつでんりょう
amount of power generated
蓄電技術
ちくでんぎじゅつ
energy storage technology
技術的障壁
ぎじゅつてきしょうへき
technical barrier
依然として
いぜんとして
still / as yet
革新
かくしん
innovation / reform
恩恵
おんけい
grace / blessing
次代
じだい
the next era / next generation
創出
そうしゅつ
creation
持続可能
じぞくかのう
sustainable