Topic N1

N1 320📖 Reading

11. Ethics - Responsibility in the Anthropocene

N1 Reading lesson 11

📄Passage

人新世とひとしんせいと呼ばれるよばれる新たなあらたな地質年代のちしつねんだいの中でなかで人類はじんるいは地球全体のしきゅうぜんたいの生態系をせいたいけいを左右するさゆうする巨大なきょだいな地質学的ちしつがくてき力へとちからへと肥大してしまったひだいしてしまった。かつての倫理がりんりが人間同士のにんげんどうしの契約にけいやくに留まっていたとどまっていたのに対し、我々にわれわれにいま課されているのはかされているのは、まだ見ぬみぬ未来のみらいの世代やせだいや非人間的なにんにんげんてきな生命体にせいめいたいに対する無限のむげんの責任であるせきにんである便利さをべんりさを享受するきょうじゅするその指先ひとつがゆびさきひとつが、ある種のしゅの絶滅やぜつめつや気候のきこうの激変へげきへんへ加担しているかたんしているという想像力をそうぞうりょくを欠いてはかいては持続可能なじぞくかのうな文明のぶんめいの存続はそんぞくは望むべくもないのぞむべくもない自らのみずからの力をちからを謙抑しけんよくし全的なぜんてきな共生をきょうせいを倫理のりんりの機軸にきじくに据え直すことがすえなおすことが焦眉の急しょうびのきゅうである。

Questions

1

「人新世」において人類が必要としている新しい責任とはどのようなものですか。

A.未来の世代や非人間的な生命体に対する無限の責任
B.便利さをさらに追求するための技術開発の責任
C.地質学的な調査を促進する責任
D.人間同士の利益を守るための法的契約
2

文中の「焦眉の急」とされる課題は何ですか。

A.新しい地質年代の名前を決めること
B.過去の倫理に基づいた契約を更新すること
C.指先ひとつで享受できる便利さを増やすこと
D.全的な共生を倫理の機軸に据え直すこと
3

「人新世」における力の肥大は、人類をどのような存在に変えましたか。

A.かつての倫理契約のみを重視する存在。
B.便利さを享受することだけに特化した生命体。
C.地球の気候を完全に制御できる存在。
D.地球全体の生態系を左右する巨大な地質学的力。
4

「指先ひとつ」の行為が加担しているかもしれない事象として、筆者は何を挙げていますか。

A.未来の世代との対話の促進。
B.新しい地質年代の発見。
C.人間同士の新しい契約の締結。
D.種の絶滅や気候の激変。
5

文明を存続させるために、倫理の機軸に据え直すべきことは何ですか。

A.便利さをさらに追求すること。
B.人新世という名称の普及。
C.全的な共生。
D.個人の自由の絶対化。

📚Key Vocabulary

地質年代

ちしつねんだい

geological epoch

左右する

さゆうする

to influence/sway

肥大

ひだい

hypertrophy/expansion

契約

けいやく

contract/agreement

責務

せきむ

duty/responsibility

享受

きょうじゅ

enjoyment/reception

絶滅

ぜつめつ

extinction

存続

そんぞく

survival/existence

謙抑

けんよく

humbleness/self-restraint

焦眉の急

しょうびのきゅう

urgent matter/imminent threat

✏️Grammar Points

~に対し

In contrast to...

~課されているのは

What is imposed is...

~望むべくもない

No hope of... / Cannot expect...

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