Topic N2
Japanese Learning
22. Economy - The Rise of the Sharing Economy
Reading lesson 22
📄Passage
個人が所有する空き部屋や自動車などの遊休資産を、インターネットを通じて他人と共有し貸し出す「シェアリングエコノミー」が、世界中で急速な普及を見せている。これは単なる個人間の節約術のみならず、IT技術の発展に伴って、見知らぬ同士が「信頼」をもとに取引を行うという新しい市場を創出したのである。
利用者の立場からいうと、使いたい時だけ安価に利便性の高いサービスを享受できるメリットは大きい。また提供者も、使っていない資産で手軽に収益を得られる。まさに双方にとって理想的なモデルだ。しかしその反面、事故事例や責任の所在をめぐって、既存産業との摩擦が各地で多発しているのも事実である。
今後、この仕組みが社会の一部として定着するためには、トラブルに対応する法整備を急がざるを得ない。安全性が担保されることを前提とすれば、シェアリングエコノミーは我々のライフスタイルを根本的に変革する力を持っているのだ。
❓Questions
本文中で「シェアリングエコノミー」が新しい市場を創出できた背景として、一番大きな理由はどれか。
「既存産業との摩擦が各地で多発している」とあるが、その原因に関して筆者はどのような見解を示しているか。
筆者の考えにおいて、シェアリングエコノミーが今後社会に定着するための絶対条件は何か。
本文中で述べられているシェアリングエコノミーの最終的な影響力とはどのようなものか。
📚Key Vocabulary
共有する
きょうゆうする
to share
貸し出す
かしだす
to lend out
遊休資産
ゆうきゅうしさん
idle assets
創出する
そうしゅつする
to create / generate
急速
きゅうそく
rapid / swift
普及する
ふきゅうする
to spread / popularize
享受する
きょうじゅする
to enjoy / benefit from
収益
しゅうえき
earnings / profit
所在
しょざい
whereabouts (of responsibility)
摩擦
まさつ
friction / conflict
多発する
たはつする
to occur repeatedly
定着する
ていちゃくする
to take root / become established
法整備
ほうせいび
legislation / legal framework
担保する
たんぽする
to guarantee / secure
根本的
こんぽんてき
fundamental / basic